振ると点くライト『Shaking light』

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特徴

   シンプルかつスタイリッシュなデザインで、単三電池1本で動作し、手に握る際の衝撃で点灯するライトです。一定時間経過後に、自動的に消灯するのでスイッチはありません。基板上の可変抵抗で、点灯時間を調節することができます。

点灯の様子

  本体を握ると、指向性を持った光で白色LEDが点灯します。 LEDは、本体の側面に向いて取り付けられているので、夜間にトイレに行く際などに足元を照らすのに最適です。本体を自立させれば、手元の書類などを照らすことができます。


▼点灯した本体を自立させた様子

本体の構造

   アルミパイプの上方、側面にはLEDの光を出すための穴があります。本体を自立させた際に、低重心となるように単三電池が下部に取り付けられています。本体と基板とは、ネジ止めによって固定されています。


▼本体フレームと基板


▼本体下面

回路

   単三電池1本の電圧(1.5V)をDC/DCコンバータを用いて、5Vに昇圧しています。昇圧された電圧は、タイマーICや抵抗を介して白色LEDのアノードに印加されます。基板上にある金色の部品は、振動スイッチと呼ばれるもので、内部にあるボールが2つの接点に接触することで導通します。この振動スイッチをトリガーとして、タイマーICが一定時間LEDをオンにする信号を出力します。LEDのカソード側は、MOS-FETに接続されています。点灯時間は、基板上の可変抵抗で約10秒〜約60秒の間で調節することができます。


▼基板表面

▼基板裏面